next INNOVATION 容器革命の最先端 前田製作所の挑戦

前田製作所は、産業用容器メーカーの先駆者として、過去半世紀の間、それぞれの時代の要請に応じた新技術を開発し、新しい事業に果敢に挑戦してまいりました。これからも、永年培った知見と技術をもって、求められる容器の開発に挑戦し続けます。

▼ 日本初の金属ペール缶全自動生産工場▼ 業界唯一のプラスチックペール缶メーカー▼ 業界唯一の海外工場事業展開

日本初の金属ペール缶全自動生産工場

1966年に千葉県市原市に新設した千葉工場で、日本で最初の金属製スタッカーペール缶(入れ重ね)の生産が開始されます。このテーパータイプのペール缶によって、積み重ねができることで保管スペースが少なくて済み、輸送効率が上がり、物流経費が大幅に削減され、物流の円滑化に大きく貢献しました。
▶︎ 金属ペール缶製品ラインナップ

 

 

1974年には千葉工場に全自動生産設備を導入します。千葉工場の金属ペール缶製造ラインは、全自動方式の連続一貫ライン(最大50缶/分)であり、工程管理を徹底すると共に改善を積極的に推進しながら品質の維持・向上を図っております。
▶︎ 金属ペール缶・製造工程

 

業界唯一のプラスチックペール缶メーカー

現在、世界で流通している小型容器の主流は樹脂容器です。これは石油化学の発展に伴い、より高品質の樹脂が開発され、また成形技術の進展が大きく寄与しています。

当社は1987年には小型容器の需要の高まりに合わせて、プラスチックペール缶の製造販売事業に、他社に先駆けて進出します。「新しい事業は世間で定着してからでは遅い」という創業者 前田磯友の経営哲学により、その当時の日本で主流であった「鋼製ペール」から「プラスチックペール」への転換をいち早く目指し、長年に亘る調査研究の結果、他社に先駆けて、プラスチックペール缶を上市しました。

徹底した品質管理に基づきプラスチックペール缶の成形からパッキン注入、印刷、検査、出荷までと一貫した自社生産および出荷を行なっています。
▶︎ プラスチックペール缶・製造工程

また、各種用途に対応できる容量のバリエーションを揃えています。
▶︎ プラスチックペール缶製品ラインナップ

 

また「環境保全は自らの手で」をモットーに、環境省の広域認定制度の認定を受け、使用済みペール缶を全国回収(沖縄県を除く)して、再生プラスチックへリサイクルするシステムを構築しています。
▶︎ リサイクル事業

業界唯一の海外工場事業展開

前田製作所は1972年から海外との取引・技術協力を積極的に行い、旧ソビエト連邦に初のプラント輸出をし、その後も、中国、台湾、イラン等の国々に、次々プラントを輸出しています。
▶︎ our HISTORY 前田製作所 創業70年の信頼と実績

さらに1981年から台湾および中国に進出し、現地企業との合弁会社を設立して、現地の経済発展に貢献しております。

2019年現在は、中国に2工場、台湾に1工場、インドネシアに1工場を持ち、ペール缶業界では唯一海外工場を保有し、海外工場事業展開を行なっております。

敦和容器股份有限公司 / Taiwan

PT.MIWADA INDUSTRIAL / Indonesia