使用済みプラスチックペール缶を全国から回収し、リサイクルセンターで粉砕処理を行い、再生ペレットを生成します。
(1) 使用済みペール缶の回収
全国から使用済みプラスチックペール缶を回収し、リサイクルセンターに集積します。
(2) 使用済みペール缶の分解・洗浄
回収した使用済みペール缶からツルと握りを取り、缶体に付着した内容物・汚れを剝がし取ります。
(3) 使用済みペール缶の粉砕処理
分解・洗浄した使用済みペール缶を粉砕機で粉砕します。
(4) 比重分離機
粉砕片を水と混ぜて、比重分離機で分離します。
(5) 脱水機
分離した粉砕片を脱水機で脱水します。脱水後の粉砕片をブロワーで水分乾燥し袋詰めします。
(6) 押出機
袋詰めした粉砕片を200〜220℃で熱して溶かし、押出機にて押し出します。
(7) 冷却機
押出機から出された再生樹脂原料を伸ばして、冷水で棒状にして固めます。
(8) ロータリーカッター
棒状になった再生樹脂原料をさらにエアーで乾かし、ロータリーカッターでカットします。
(9) 粒状分別機
細かくカットされた再生樹脂原料の粒を粒状分別機にかけて、均一なサイズに分別します。
(10) 再生ペレットの袋詰め
分別して生成された再生ペレットを袋詰めします。
(11) 再生ペレットの出荷
袋詰めした再生ペレットを出荷します。
(12) 再製品化
再生ペレットを自社プラスチックペール缶の再生樹脂原料として、天蓋を再製品化します。
このようにしてリサイクルセンターでは、粉砕能力:最大70t/月、再生材生産能力:最大45t/月で再生処理を行い、環境に優しい企業を目指してプラスチックの再利用に貢献しております。