鋼製ペール:危険物運搬容器の性能試験(UN)
船舶による危険物の運送基準等を定める告示に掲げる容器および包装について、危険物船舶運送および貯蔵則に基づく各種性能試験(気密試験・水圧試験・落下試験・積載試験)を実施しています。
気密性能試験
圧縮空気を注入し、内圧を検査します。
水圧性能試験
容器内に水圧をかけて5分間保持します。
落下性能試験
溶接部など最も弱い部分を衝撃点として、所定の姿勢で、落下面は堅固で平滑な面上に落下させ、漏洩がないことを確認します。
積載性能試験
供試品の上部に荷重を加えた状態で24時間保存し、漏洩積み重ねに影響のある変形がないことを確認します。
プラスチックペール:性能試験
プラスチックペール缶は製造ラインの中で定期的にランダムに各種性能試験を実施し、徹底した品質管理に努めています。
寸法測定試験
製品の外径、外高など規定の寸法になっているか確認します。
気密性能試験
天板を嵌合した容器を反転し、水槽中に水没させ、底部にあけた穴より圧縮空気を注入し、嵌合部より発生する内圧を確認します。
落下性能試験
缶体に所定容量の水を充填し、所定の落下姿勢で、堅固で平滑な面上に落下させ漏洩のないことを確認します。
積載性能試験
所定の荷重をかけて所定期間保管して、漏洩や座屈あるいは通常の荷扱に支障をきたすような変形のないことを確認します。
異物検査
製造過程での異物混入の調査では、マイクロスコープによる検査を行います。